今の時代「スマートフォン」は生活必需品となりました。
仕事での利用はもちろん、プライベートでも家族や友人との連絡、調べ物やゲームなどの娯楽、さらには支払いまでをもスマートフォンで行うことができます。
また、自宅で仕事をする「リモートワーク」の普及に伴い、自宅に固定のネット回線を導入する方も増えてきています。
そこで気になるのが毎月支払わなければならないスマホ代やネット代などの「通信費」ですよね。
携帯電話会社やプロバイダから届く請求書に頭を悩まされている方も多いかと思います。
そこでこの記事では、政府の実施した家計調査の結果からわかった通信費の平均金額や節約方法についてわかりやすくお伝えしていきます。
ぜひこの記事を参考にしていただき、毎月の通信費を見直して節約していただければ幸いです。
通信費の見直し方法や節約方法について一目でわかる!
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- 通信費などの固定費は1度の手続きで継続して節約できる
- 一人暮らしの方の通信費の平均金額は7,322円・二人以上の世帯の方の通信費の平均金額は13,479円
- 今契約している携帯電話の「プランの見直し」を行おう
- 大手キャリアから「格安SIM」へ乗り換えよう
- 携帯電話との「セット割」があるプランを利用しよう
- 固定の光回線から「ポケットWi-Fi」へ切り替えも検討しよう
- 大手キャリアから格安SIMへの乗換はキャリアメールなど一部サービスが使えなくなるので注意
毎月の固定費である「通信費」を節約するメリット
携帯料金やネット料金といった「通信費」は毎月支払わなければならない固定費に該当します。
通信費などの固定費は食費や交際費と違い、1度契約を見直すだけで継続してかなりまとまった金額を節約し続けていくことができます。
また、契約を見直すだけで毎月の利用料金を減らしていくことができるため、食べたいものを我慢したり、ほしかった服を買わずに節約すると言った「ストレスがかかる節約方法」ではありません。
1度手間をかけてプランの見直しなどを行えば、継続して節約効果の恩恵を受けることができる点が固定費削減のメリットです。
通信費を見直しするために平均金額を知ろう!
通信費を見直すためには「今の通信費は高すぎるのか」知ることが大切ですよね。
そこでここでは政府の実施した「家計調査」からわかった通信費の平均金額を「一人暮らし世帯」と「二人暮らし以上の世帯」に分けてわかりやすくお伝えします。
一人暮らし世帯に置ける通信費の平均金額はいくら?
政府の実施した「家計調査のデータ」によると単身世帯における2020年度の毎月の通信費平均金額は男性7,844円、女性6,800円という結果になりました。
意外なことに、女性よりも男性の方が通信費を多く支払っている事がわかります。
ちなみに、男性と女性の通信費の平均金額は毎月7,322円です。
このことから、多くの人が大手キャリアを使っているか、格安SIM+ネット回線を契約していると言うことが想像できますね。
二人暮らし以上の世帯における通信費の平均金額はいくら?
政府の実施した「家計調査のデータ」によると2人以上の世帯における2020年度の毎月の通信費は13,479円という結果になりました。
この統計には2人世帯も3人世帯も4人以上に世帯もすべて含んだ平均金額のため、ここの数字から何かを想像することはできませんが、目に見えない「電波」に意外に多くのお金を支払っているということがわかりますよね。
あなたの家計では平均金額よりも多かったでしょうか。
それとも平均金額よりも少なかったですか?
平均金額を超えてしまった方も、平均金額以下の方も本記事を参考にしていただき、毎月の通信費を見直して一緒に節約していきましょう!
今すぐやりたい!通信費を見直して節約する方法
毎月支払わなければならない携帯料金やネット料金を少しでも少なくしていきたいですよね。
そこでここでは、今すぐに実践したい通信費の節約術を、
- 携帯料金の見直し
- インターネット料金の見直し
これらに分けてわかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。
携帯料金の見直し・節約
今の時代ひとり一台以上保有している「スマートフォン」ですが、ドコモやソフトバンク、auなど大手キャリアの旧プランを使っている方の中には毎月の通信費が1万円を超えているという方もいらっしゃいますよね。
携帯電話料金は毎月の支出の中でも負担が大きく、1度契約プランを見直すことで継続して毎月の負担を減らしていくことができます。
この機会に毎月支払う携帯料金を見直し、通信費を節約していきましょう!
今現在契約しているプランを見直してみる
まずは今現在契約している携帯電話会社で他に安いプランがないのか検討してみる事をおすすめします。
今現在「格安SIM」の普及に伴い大手キャリアでも従来のプランよりも安いプランが多く発表されています。
契約を何年も見直していないという方は今お使いのキャリアへ相談することで毎月の通信料金を安くすることができますよ。
ドコモ・au・ソフトバンクなどから格安SIMへ乗り換える
今は昔よりはリーズナブルな価格で利用できるようになったとはいえ、まだまだ大手キャリアの通信料金は割高です。
ドコモやソフトバンク、auなどの大手キャリアから「格安SIM」へ乗り換える事で毎月の通信料金をかなり安くすることができますよ。
また、ラインモやアハモなど「大手キャリアのオンライン専用プラン」なら店舗でのサポートがなくなる代わりに毎月の通信料金をかなり大きく節約する事ができます。
LINEMO(ラインモ)
安くて高品質な通信回線!
ラインモなら月額3GBまで高速通信可能な「ミニプラン」を月額990円から利用することができます。
さらに、月額2,728円で毎月20GBまで高速通信可能な「スマホプラン」ならデータ通信量超過後も1Mbpsの測度で通信することができます。
ラインモなら、LINE系のサービスのデータ通信が無制限で利用できたり、eSIMも利用可能ですよ!
ahamo(アハモ)
NTTドコモの新料金プラン
ahamo(アハモ)は月額たった2,970円で毎月20GBまで高速通信することができ、測度制限時でも1Mbpsの測度で通信することができます。
さらに、5分通話し放題オプションも附帯しているため、短い通話をたくさん利用する方にもおすすめです!
また、対応エリアなら海外でも日本国内と同じように通信することができますよ!
ネット料金の見直し・節約
今は「リモートワーク」などの普及に伴い自宅にインターネット回線を入れているという方もいらっしゃいますよね。
また、自宅でAmazonプライムやNetflixなどの映画見放題サービスやYouTubeなどの動画共有サイトを利用するために無制限に使える固定回線を選んでいるという方も多いかと思います。
しかし、ネット料金は毎月6千円以上する事も多く、年間に換算すると7万円以上利用しており、毎月かなりの負担になっている事は間違いありません。
ネット料金を節約することで、毎月継続して通信費を下げていくことができますよ。
携帯電話とのセット割りがあるプランを利用する
ネットには携帯電話とのセット割りがあるプランがあります。
たとえば、ソフトバンクやワイモバイルと一緒に「ソフトバンク光・ソフトバンクAIR」を使う事で、ソフトバンクの利用料金から1,100円、ワイモバイルの利用料金から1,188円が割引きされます。
その他にも、「au」や「UQモバイル」と一緒に「au光」を利用する事でもネット割を受けることができたりします。
このように、セット割を利用する事で通信費を下げることができます。
ワイモバイル
通信品質・価格共にバランスの取れたソフトバンクのサブブランドワイモバイルは高品質な通信回線を低価格で利用できることで人気を集めています。
他格安SIM事業者のようにお昼や退勤ラッシュの時間帯などに通信速度が極端に遅くなるようなことはありません。
さらに、ヤフープレミアム会員やテザリングオプションが無料で付帯している点も魅力です!
固定回線からポケットWi-Fiへ乗り換える
多くの場合固定のインターネット回線は6千円以上する事がほとんどです。
しかし、ポケットWi-Fiならば毎月の通信料を5千円以下にする事ができますよ。
ただ、ポケットWi-Fiは固定のインターネット回線と違い携帯電話と同じ「モバイル回線」を利用しています。
そのため、ポケットWi-Fiはオンラインゲームのプレイや動画のアップロードなど大容量データの通信には不向きです。
主に動画視聴やブラウジングがメインという方であれば、わざわざ高いけれど高品質な光回線を使わなくても、モバイルルーターで十分ですよ。
バナナWi-Fi
大容量通信をもっとお安く
バナナWi-Fiをご存じない!
バナナWi-Fiは月額2,758円から利用することができ、最大300GBまでのプランを用意しているモバイルルーターサービスです。
全額返金保証も付いているため、手軽にお試しすることができますよ!
通信費を見直して節約する際の注意点
毎月の負担になっている「通信費」はできる事ならコストカットしていきたいですよね。
しかし、単純に安いサービスを選べば良いというわけではありません。
料金が下がる裏には「デメリット」も隠されています。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える際考えられるデメリット
多くの場合大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合、
- 店舗でのサポートが無くなる場合がある
- キャリアメールが使えなくなる場合がある
- 通信品質が落ちる可能性がある
これらのデメリットが考えられます。
すべての格安SIMに当てはまる訳ではありませんが、多くの場合オンライン限定でのサポートとなっており、キャリアメールは利用することができません。
また、多くの格安SIMは大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しているため、回線が混雑している時間帯は大手キャリアユーザーが優先されてしまい、格安SIMユーザーの通信品質低下に繋がります。
ただし、フリーメールを活用したり回線混雑時は大容量データのやり取りを行わないと言ったちょっとした工夫をすることで解決します。
ほんの少しの我慢で毎月の通信費を大きく下げられるのなら、やらない手はありませんよね。
→ホントは言いたくない!格安SIMの落とし穴7選【乗り換え前にデメリットを理解しよう】
一部格安SIMではネットとのセット割が用意されていない
大手キャリアでは自宅のネットと携帯電話を一緒に契約する事で毎月の利用料金が安くなる「ネット割」や、家族で使うと安くなる「家族割」を提供しています。
格安SIMでもセット割や家族割を提供している所もありますが、残念ながら割引サービスが用意されている格安SIMはとても少ないのが現状です。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換えた際に、セット割や家族割が使えなくなってしまう可能性があります。
そのため、セット割や家族割を利用している場合、乗換前にしっかりと料金を比較し「ほんとうにお得なのか」確認するのがおすすめです。
ポケットWi-Fiは多少通信速度が遅い
光回線からポケットWi-Fiへ乗り換える事で毎月の通信料金を数千円程度安くすることができ、年間で考えれば1万円以上通信費を節約する事ができます。
ただ、ポケットWi-Fiは携帯電話と同じようにモバイル回線を利用しているため通信が遅いのがデメリットです。
映画や動画視聴などは問題なく利用することができますが、ライブ配信や動画のアップロードなどをお考えの場合は通信速度の速い光回線を利用することをおすすめします。
通信費以外にも見直して節約したい固定費を紹介!
通信費は数ある固定費の中のひとつでしかありません。
たとえば、水道光熱費や家賃・住宅ローンと言った「住居費」に保険料など見直さなければならない固定費は多くあります。
これら「固定費」は1度契約を見直すだけで継続して節約し続けていくことができます。
ぜひこの機会にしっかりと見直し、毎月の料金を節約していきましょう。
→固定費を節約するには?今日から実践できる固定費の見直しポイント22選!
→一人暮らしの固定費を節約するには?無理なく続けられる節約術13選!
毎月の通信費を見直して固定費を節約しよう
いかがでしたでしょうか。この記事では通信費を見直し、節約していく方法について解説していきました。
固定費の中でも「通信費」は目に見えない費用であり、節約する事が難しいと思われている方も多いですが、実は契約内容を見直すだけでライフスタイルをほとんど変えることなく毎月の費用を安くすることができます。
ぜひこの機会にしっかりと毎月の固定費を見直し、毎月の固定費を削減することをおすすめします。