パソコンやタブレットなど、2台目のデータ通信におすすめしたいのが「データ通信専用のSIMカード」です。
データ通信専用のSIMカードで音声通話の機能を利用することはできませんが、その代わりに毎月の通信料を大きく下げて利用することができます。
中には、毎月1,000円以下の料金でデータ通信を利用できるものもありますよ!
しかし、データ通信専用のSIMカードと言っても「よくわからない」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今の時代、さまざまな携帯電話会社からさまざまな料金プランが発表されているため、どれが自分に合ったプランなのかわからないという方も多くいらっしゃるかと思います。
そこでこの記事では、データ通信専用SIMカードの選び方やおすすめのプランについて解説します。
ぜひ最後までご覧いただき、自分にあった最適なプランを見つけましょう!
格安SIMの「データ通信専用プラン」について一目でわかる!
\ 気になる箇所をタップしよう /
データSIMの選び方
データSIM契約前に知っておきたい注意点」
タブレット
タブレット
スマートフォンがあればタブレットは不要と考えられている方必見!
実はタブレットはパソコンとスマートフォンの良いとこ取りをした機種であり、コンパクトな端末でスマートフォンではできないさまざまなタスクをこなすことが可能です。
ぜひこの機会にタブレットの導入を検討してみてください!
パソコンやタブレットにも「データ通信専用」の格安SIMがおすすめ!
データ通信専用のSIMカードは、その名前からも想像できるように「データ通信専用」となっており、通話することや電話番号を持つことはできません。
そのため、携帯電話用のSIMカードとしてはおすすめすることができません。
しかし、データ通信専用のSIMカードは通話機能が付いている音声SIMと比較しリーズナブルな価格で利用することができ、パソコンやタブレットなどを外出先でもインターネットへ接続することができます。
特徴①:データ通信SIMなら毎月の利用料金が安い!
データ通信専用SIMのメリットはなんと言っても「毎月の利用料金の安さ」
高速データ通信できるデータ容量などにもより異なりますが、UQモバイルなら最大通信速度が500Kbpsに制限される代わりに毎月無制限に通信できる「データ無制限プラン」が月額2,178円で提供されています。
その他にも、エキサイトモバイルなら月3GB以下の利用なら月額770円で利用することができます。
このように、データ通信専用プランなら音声通信プランと比較し、低価格で利用することができます。
特徴②:契約期間の縛りなしで利用できる
少し前までは契約期間の縛りがあるのが当たり前でした。
しかし、今の時代契約期間の縛りがないのが当たり前になっています。
多くの場合、データSIMも音声SIMと同じく契約期間の縛り無く利用することができます。
そのため、一度契約してみて「合わないな」と感じたらすぐに解約することができます。
データ通信専用SIMの選び方
これまでにデータ通信SIMの特徴をご紹介させていただきました。
ここでは、データ通信専用SIMの選び方をご紹介させていただきます。
ぜひ最後までご覧いただき、自分に合ったぴったりのデータ通信専用SIMを見つけてください!
選び方①:毎月使用する「データ通信量」から選ぶ
データ通信専用SIMを選ぶうえでとても大切になってくるのが「毎月利用するデータ通信量」です。
自身のライフスタイルに合っていないデータ通信専用SIMを選んでしまうと、無駄に高い料金を支払わなければならなかったり、逆に測度制限に悩まされて快適に利用することができなくなってしまうことになります。
たとえば、
- 外出先で動画を多く見るのか
- 外出先でライブ配信するのか
- 外出先で写真付きのSNS投稿を多く行うのか
などなど、「どのように使っていきたいのか」を考え、外出先で大体どれくらい通信するのか考えてから契約することが大切です。
ちなみに、1GBで動画120分、LINEのビデオ通話180分、twitterのテキスト中心の投稿の閲覧3,490ページ分のデータと考えられています。
これらの情報を考慮し、最適なギガ数のデータ通信プランを選びましょう。
選び方②:目的に応じた「通信速度」から選ぶ
やはり快適にデータ通信を利用していくためには「通信速度」がとても大切になってきます。
しかし、あまりにオーバースペックな回線を契約してしまうと毎月の利用料金のし払いが多くなってしまいます。
そこで大切なのが、利用目的に応じた通信速度の回線を選ぶことです。
通信速度が速いに超したことはありませんが、通信速度が速ければそれなりにコストを支払わなければなりません。
逆に、低速でも我慢できるのであれば、低速回線を利用することでコストを抑えることができます。
このように、利用目的に合った回線を選ぶことで毎月の費用を抑えることができます。
決して速ければ良いというものではありません。
ちなみに、用途別の通信速度の目安は下記のとおりです。
- メールやLINEなどのSNSのメッセージ送信:上り1Mbps
- SNSへの写真投稿:上り3Mbps
- SNSやYouTubeなどへの動画投稿:上り10Mbps
- メールやLINEなどSNSのメッセージ受信:下り128Kbps~1Mbps
- WebサイトやSNSの閲覧:下り1Mbps~10Mbps
- YouTubeなどの動画視聴:3Mbpsから25Mbps
選び方③:「SMS機能」の有無から選ぶ
SMSとは、「電話番号」を使ってメッセージを送受信することができる機能です。
また、会社によってはデータ通信専用のSIMカードであってもSMS機能を付けるか、付けないのか選択することができます。
ただし、SMS機能を付けない場合と比較し、毎月の利用料金がアップしてしまうのがデメリットです。
SMS機能のメリットとして、電話番号さえ知っていればメッセージのやりとりが可能になる点や、SMS認証が必要なサイトも利用できるようになる点が挙げられます。
毎月の料金とSMS機能のメリットを比較し、必要であればSMS機能を付けることをおすすめします。
選び方④:「サポート体制」の充実度から選ぶ
データ通信専用のSIMを提供している会社は多くあり、それぞれの会社によりサポート体制が異なります。
たとえば、UQモバイルなど大手キャリアの提供する「サブブランド」のデータ通信専用プランを利用すれば、店舗でのサポートを受けることが可能になり、通信品質も安定しています。
しかし、大手キャリアから回線を借りて運営している、いわゆる「格安SIM」を利用する場合は多くの場合で店舗でのサポートを利用することができません。
このように、会社によりサポート体制がことなっているため、自身のニーズにあったサポート体制が整っている会社のサービスを選ぶことが大切です。
選び方⑤:利用する「通信回線の種類」から選ぶ
格安SIMは大手キャリアから回線を借りて運営しています。
そのため、必ず「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」のいずれかの回線を利用しています。
また、それぞれのキャリアにより対応エリアがことなります。
そのため、データ通信専用SIMを選ぶ際は必ず各キャリアの「対応エリア」をチェックし、お住まいの地域が対応エリアであるかどうか確認することが大切です。
おすすめの「データSIM」を紹介!
これまでにデータSIMの選び方について解説させていただきましたが、実際に種類が多すぎて「どれを選べば良いのかわからない」という方も多いですよね。
そこでここでは「おすすめのデータSIM」をご紹介していきます!
ぜひ最後までご覧いただき参考にしてください。
シンプルな料金体系が魅力の「mineo(マイネオ)」
マイネオは関西電力グループである「株式会社オプテージ」が運営する格安SIMです。
マイネオのデータ通信専用SIMはシンプルに下記4つのプランから選ぶことができます。
基本データ容量 | 月額料金 |
1GB | 880円 |
5GB | 1,265円 |
10GB | 1,705円 |
20GB | 1,925円 |
さらに、マイネオのすごいところは毎月25日までであれば料金プランを無料で変更することができる点。
データの使用状況を確認しながら、最適なプランを試行錯誤していくことができます。
さらに、月額385円の「パケット放題 Plus」へ加入することで、最大通信速度1.5Mbpsの速度で無制限に通信することができます。
マイネオでは、契約データ容量を使い切った場合、最大通信速度が200Kbpsに制限されますが、パケット放題Plusへ加入することで、無制限に1.5Mbpsの速度で通信することができます。
また、1.5Mbpsの速度を出すことができれば、スマートフォンで行うやり取りのほとんどを満足に行うことができますよ。
パケット放題Plusは10GB以上のプランを契約することで無料加入することができますが、月額880円で1GB通信できるプランにパケット放題Plusを付け、月額1,265円で1.5Mbpsの速度で無制限に通信できるプランにカスタマイズするのがおすすめです!
mineo(マイネオ)
ユニークなサービスが豊富に用意
マイネオは関西電力グループである「株式会社ケイ・オプティコム」が運営している格安SIMです。
ドコモやソフトバンク、auなど大手キャリアの回線を利用しているため、安定した通信を実現しており、毎月1,298円から利用することができます。
さらに、「フリータンク」や「ゆずるね。」などユニークなサービスが魅力です!
→【危ない?】後悔しないために知りたいmineo(マイネオ)の落とし穴7選
段階制プランで無駄のない「楽天モバイル」
楽天モバイルはデータ専用SIMを提供していません。
しかし、音声SIMでありながらデータ専用SIMに負けないくらいリーズナブルな価格でサービスを提供しています。
楽天モバイルはワンプランしか用意されていませんが、利用したデータ量に応じて課金される設計になっており、データ使用量が少なかった月はお安く、使えば使うほど段階的に料金がアップしていきますが、どれだけ利用しても3,278円より高くなることはありません。
楽天モバイルの料金は毎月のデータ使用量に合わせて変動し、下記のように設定されています。
データ使用量 | 月額料金 |
1GBまで | 無料 |
3GBまで | 980円 |
20GBまで | 1,980円 |
それ以上 | 3,278円 |
このように、1GB以下の利用なら「無料」で利用できるのが楽天モバイル最大の特徴です。
毎月のデータ使用量が1GB以下と少ない方は樂天モバイル一択といっても過言ではないでしょう。
楽天モバイル
楽天市場でポイント還元率3%UP
楽天モバイルは月額1,078円から利用することができるうえに1回あたり10分以内の通話が何度でも無料になる10分かけ放題オプションを無料で利用することができます!
さらに楽天SPUにより楽天市場でのポイント還元率がいつでも3%UP。
通話料金を安くしたい方はもちろん楽天市場でよくお買い物する方へもおすすめの格安SIMです!
→【最悪?】楽天モバイルの落とし穴に注意!契約する前に知っておきたいメリット・デメリット
データSIM契約前必見!知っておきたい注意点
これまでにデータ通信専用SIMの特徴について解説させていただきました。
データSIMはリーズナブルな価格で利用することができ、パソコンやタブレットなどをWi-Fi環境が内場所でもインターネットへ接続することができ、大変便利なサービスです。
しかし、データ通信専用SIMを契約する前に知っておきたい「注意点」があります。
それが、
- SIMロック解除が必要な場合がある
- SIMカードの「サイズ」を間違えない
- 新規端末では「APN設定」が必要になる
それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
SIMロック解除が必要な場合がある
大手キャリアで購入したタブレット端末にはそのキャリア以外のSIMカードを利用できないよう「SIMロック」がかけられている場合があります。
その場合、SIMロックがかかった状態の端末に違う会社のSIMカードを挿入しても読み込むことができません。
しかし、SIMロックは端末を購入したキャリアへ連絡することで簡単に解除することができます。
ただし、キャリアによっては「端末購入日から100日以上経過した場合」など条件がある場合があります。
心配な方は端末を購入したキャリアへ問い合わせてみることをおすすめします。
また、新たに購入した端末で格安SIMのデータ通信専用SIMを利用したい場合「SIMフリー端末」を購入する必要があります。
家電量販店などで購入すればSIMフリー端末を簡単に入手することができるため、お近くの家電量販店やAmazon・楽天市場などのECショップにてSIMフリー端末を購入してください。
SIMカードの「サイズ」を間違えない
SIMカードには、
- mini SIMカード
- micro SIMカード
- nano SIMカード
これら3種類のサイズがあり、利用する端末によって適応するサイズが異なります。
そのため、お使いの端末のSIMカードスロットのサイズに合わせた正しいSIMカードのサイズを選ぶ必要があります。
サイズが違うSIMカードを選択してしまうと端末に挿入することができず、通信することができません。
会社によってはSIMカードのサイズ間違いは有償での交換となる場合もあるので、必ず契約前にSIMカードのサイズを確認し、正しいSIMカードを入手するようにしましょう。
新規端末では「APN設定」が必要になる
携帯電話ショップで契約する場合、設定はショップスタッフが行ってくれますが、格安SIMではオンライン上で手続きを行い、自宅に郵送されたSIMカードを自分自身で端末へ挿入し、開通手続きを行う必要があります。
その初期設定のことを「APN設定」と言います。
しかし、SIMカード郵送時にAPN設定の方法が詳細に記載された資料が贈られてくる場合がほとんどです。
また、わからないことが合った際は電話サポートやチャットサポートを利用することができます。
そのため、過度に恐れる必要はないでしょう。
→ショップ店員は言わない!格安SIMの落とし穴7選【乗り換え前にデメリットを理解しよう】
データ通信専用SIMを賢く活用して毎月の通信料金を引き下げよう
いかがでしたでしょうか。
この記事では「データ通信専用SIM」についてわかりやすく解説させていただきました。
データ通信専用SIMを活用することで、お手持ちのパソコンやタブレットを外出先でもインターネットに接続することができ、Wi-Fi環境がない場所でも快適に利用することができるようになります。
また、モバイルルーターなどにデータ通信専用SIMを挿入することで、ポケットWi-Fiとして活用することができます。
すると、SIMカードスロットのないパソコンやタブレット、ゲーム機などをインターネットに接続することが可能になります。
このように、データSIMを活用することでより幅広い選択が可能となり、より便利なライフスタイルを手にすることができるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、通信環境を見直すきっかけにしていただけたのなら嬉しく思います。
タブレット
タブレット
スマートフォンがあればタブレットは不要と考えられている方必見!
実はタブレットはパソコンとスマートフォンの良いとこ取りをした機種であり、コンパクトな端末でスマートフォンではできないさまざまなタスクをこなすことが可能です。
ぜひこの機会にタブレットの導入を検討してみてください!