2021年10月11日に1,000,928円もの大金が一瞬にして消えてなくなりました。
期待に胸を込めて購入した北の達人コーポレーション。2021年4月14日に単価634円で5,000株購入しましたが、見事に購入した翌日にストップ安。
死にそうなくらい最悪でした。
北の達人コーポレーションの株価はストップ安になった後もどんどんと下がっていきます。
さらに信用取引だったため、証券会社に預けていた保証金が足りなくなってしまい追証の請求が容赦なく続きました。
最終的に追証の支払いを忘れてしまい楽天証券により強制決済されてしまいました。
この記事ではそんな地獄のような体験談をお届けします。
ぜひ最後までご覧いただき反面教師にしていただければ幸いです。
~この記事はYouTube動画の書き起こし動画です~
株の信用取引で100万円失った話
2021年4月14日、期待に胸を込めて購入した北の達人コーポレーション。当時保有していた現物株や現金を担保に信用取引を使って単価634円で5,000株購入しました。
購入費用は手数料を含めて317万385円。
信用取引のため楽天証券からの融資を受け株式を購入した形になります。
しかし当時持っていた資産をマネーフォワードで確認してみるとわずか282万円しかありませんでした。
はっきり言って資産以上の株式を購入するリスクが高すぎる最悪な取引です。
さらに言えば企業会計で言う「債務超過」確定ですね。
なぜ北の達人コーポレーションを購入したかというと、一気に株価が急落していたため反発を狙った短期取引で利益を狙おうとしていました。
スクリーニングの下落率で検索しヒットしたのが北の達人コーポレーションです。しかし購入した翌日、見事にストップ安になってしまい大きな含み損を抱えることになりました。
全力買いした翌日にストップ安。本当に最悪な展開です。
「神様お願い、これは夢だと言って」本気でそんなことを考えてしまいました。
しかし僕の願いとは裏腹に株価はどんどんと下がり続けていきます。一瞬上がったかな？と思っても、含み損は何十万という金額。損切りすることができずに、ずるずると時間だけが過ぎ去っていきました。
損切りしなかった男の末路
当時の僕は損切りすることができませんでした。先ほどもお伝えさせていただいたようにストップ安になったあとも北の達人コーポレーションの株価はじわじわと下がり続けていきます。
市場が開く度に減っていく僕の資産。
アルバイトなどをして一生賢明にためていたお金がどんどんと溶けてなくなっていきます。
その様子を眺めることしかできない僕はまるで地獄に落ちてしまったかのような感覚に襲われました。
さらに追い打ちをかけるように楽天証券から届く「追加入金が必要です」というメール。
あまりにも含み損が多すぎるため現物株の担保や現金の担保が足りなくなり、追加で担保として入金しろと追い打ちをかけられます。
血も涙もありません。
しかも5万円。支払い終わったかと思えばまた5万円。
当時専門学校を卒業したばかりだった僕にとって、本当に大金です。
つらすぎました。
積み立てニーサで積み立てていた投資信託などを売却してなんとか保証金を用意することができましたが、まるで地獄の底に落ちた感覚に見舞われました。
投資は自己責任です。
楽天証券は一切悪くありませんが、当時の僕は楽天証券から届くメールが恐怖に感じていました。
それくらい追い込まれていたのだと思います。
最終的には強制決済
最終的に自分から損切りすることができず2021年10月11日に楽天証券により強制決済されました。
なぜなら10月11日が入金期限だった追加保証金の支払いを忘れてしまっていたためです。
当時はもう楽天証券へログインすることすら恐怖を感じていました。33,492円の請求だったため用意することはできたかと思いますが、単純に証券口座への入金を忘れてしまい強制決済されてしまいました。
結果的に2021年10月11日に1,000,928円の損失が確定したわけです。しかしこのときなぜかすっきりしたんですよね。自分でもよく分からないですが、180日間の地獄から解放されたからだと思います。
楽天証券へログインする度に減る評価額。じわじわと僕の一生懸命働いて稼いだお金が消えていくのに、何もできないこのむなしさは言葉にすることができません。
悲しいという言葉では表現することができません。
しかし2021年10月11日、100万円の損失が確定してしまいましたが、お金と共に含み損の恐怖ともさよならすることができました。
しばらく続く虚無感
損失 確定後しばらくは虚無感というか、なんともいえない感覚に襲われました。
一生懸命ためてきたお金が一瞬にして消えていったわけですから当たり前なのかもしれません。
過去に努力して稼いだお金もたった一つの選択ミスで簡単に消え去っていってしまうのです。
過去の努力がすべて否定された、そんな感覚になりました。
株式投資は一気に多くの利益を得ることもできますが、もちろんそれ相当のリスクを背負わなければなりません。
リスクなくしてリターンなどありえません。
今回の取引から多くのことを学ぶことができました。
投資はファイア達成のためのチートツール
今回は信用取引によりファイア達成から大きく離れてしまう結果となりました。
しかしうまく使えば投資はファイア達成までの力強いチートツールとなります。
ひぐマネーではこれに懲りずにこれからも投資について学び、研究し、20代のうちにFIRE達成という大きな夢を実現すべく努力してまいります。
まだチャンネル登録していないという方は、この機会にぜひチャンネル登録していただき、ファイア達成の応援をしていただけると嬉しく思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
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